MUhandwork

2019/12/26 13:32

ネット通販という手段は、消去法でこれしか選べない道だったから選んだわけですが、私には合っているのかな、と今のところは満足しています。


専門的な知識がなくても、ホームページも簡単に作れるし、本当に便利な時代になりましたね。


顔が見えないからお互いに不安、とか、クレームになりやすい、とかいろいろ言われますけれど、どちらかというとコミュ障の気がある私的にはむしろ、対面でやり取りするよりも、ひと呼吸おいて自分のペースで会話ができることで、伝えたい気持ちを素直に、より丁寧に伝えられたり、お客様の意向を冷静に汲み取れたりできている気がするのです。


実際に着てみた感想をみなさまお寄せくださり、中にはわざわざお葉書きを送ってくださる方などもいて(とっても嬉しくて作業台の前に貼ってあります(T_T))、どんな方が着てくださってるのかしら、など想像するのもまた楽しく、顔が見えなくても、顔が見えないからこそ広がる関係性も、きっとあると思うのです。


実際、お客様はみなさま本当にお優しく礼儀正しく、きちんとされている。これはやってみての実感です。怒りにまかせたクレームなんて一度もない。

時々は、「サイズが…」とか「ダメージが…」とかで返品を申し出る方もいらっしゃいますが、説明不足のこちらが悪いのに、みなさま本当に申し訳なさそうに謝ってくださる。


それはきっと、商品の良し悪しだけを見ているのではなく、一人で全部やってて大変だろうな、とか応援したいな、とかの気持ちが乗っかるからなのだろうと察し、お客様には本当に感謝しかないです。

(合わなければ返品すればいいや、という軽い気持ちで購入されてしまうと後の手続きがいろいろ大変なので一応返品不可としていますが、どうしてもという事情があればもちろん対応いたしますので遠慮なくご連絡くださいね)


実際手に取ってみたい、というお客様にお応えするために、最初の頃はイベントにも積極的に参加しなくちゃ、とか個展ができるようなギャラリーを探してみたりも頑張っていましたが、同業者(?)同士ってやっぱりいろいろ大変なのかな、なんだかうーん、ちょっとでも歓迎されてない雰囲気を感じるともうだめ。引き潮のごとく引いてしまいます。お客様には本当に申し訳ないのですけど(T_T)。


私は私の場で、一番自分らしいやり方で、精一杯想いを伝えればいいのかな、それしかできないな、ということでホームページを作ってみました。


iichiやminneといった通販サイトもありますし、メルカリやヤフオクならもっと気軽に販売することもできる。ハンドメイド作家にとっては今は追い風なんだと思います。

でも一方では大量生産や労働力の海外流出による価格破壊も同時に進行していて、その流れと戦うほどの力にはまだまだ遠く及ばないのも現実。


私は、主婦の片手間の小遣い稼ぎで終わるつもりはなく、やるからには自分一人くらいは食べていけるようになることを目標にしていますが、現実は厳しく、時給換算したら最低賃金を稼ぐこともできていない有様(T_T)


それでも、お金には代えられない喜びが得られるのも確かで、ギリギリのところですがまだまだしぶとく頑張りますよ(*´∀`*)


小沢健二も歌っている。


君が君の仕事をする時

偉大な宇宙が薫る

あきらめることなくくり出される毎日の技を見せつけてよ

もう少しで何か最高かは変わるから

「薫る(労働と学業)」


さすがオザケン、これほどの応援歌があろうか。

そうなのね!信じる!信じるよ!!٩(๑`^´๑)۶


to be continued…(続くんかいっ(*_*))



★着物リメイクのMU handwork★

普段着でもなく、特別な日のドレスでもなく「ちょっと気持ちを上げたい時の日常着」をコンセプトに

華やかでポップで個性的な色柄のお着物を中心にリメイクしています。

着物を着たことがない若い人にも違和感なく着られるようなもの

かたや年齢とともに「ちょっとお洋服の力を借りたいなぁ」と感じるようになった方にも着ていただけるようなもの

自然に町に馴染むけど、少しだけハッとさせられるようなものを作りたい。

美しい日本の文化を絶やさぬために。

そんな想いで日々ものづくりをしています。

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